ISAMU KATAYAMA BACKLASH Official Only Shop OSAKA

2020年01月

「ライダースは手入れの必要がないと聞きましたが、ベルトはどうですか?」
イサムカタヤマバックラッシュ ベルト
革の雑誌やライダースが載っているムック本だと
革のお手入れは欠かせないようなニュアンスで書かれています。

バックラッシュに限って言えば、入手直後の手入れは必要ないけれど
革ですので、長く付き合うにはほどほどの手入れをした方が良いと考えます。

ライダースを手入れしようと思うと一時間はかかるんじゃないかと思います。
クリームが伸びず、拭き取るのに思ったより時間がかかります。

ベルトや靴、財布はクリームの伸びも良いので(品番により異なりますが)
比較的容易にお手入れができます。

ベルトは手入れをしても構わないですが、
革の潤いが少しなくなったなと感じてからで良いと思います。

財布や靴は、クリームを塗る面積が少ないので手入れが簡単で
尚且つ、磨けば磨くほど艶が出るので、磨く愉しみがあります。

使い始めはわからなくても革製品は日々使っていると、
革に潤いがあるのか減ったのかわかってきます。

またネットなどでいろんな情報が出ているので試してみて、
自分にあった手入れ方法が見つかると良いなと思います。

僕はクイックに手入れをしています。
ブラッシングしてクリームを塗り、ブラシ、ウエスで磨くだけです。












最後の一着

だからこそ気になる


バックラッシュの魅力 ”希少性”


サイズもあってる
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これは気になってくる


他の形もお試しに
ライダースやミリタリーコート


しかし、、。



次の日
二度目のご来店


もう一度ご試着


気になるところ


細かくはあるが
大きくは見当たらない



これを買い逃すと大きいかも

そんな時間を共に過ごしました。



そして、お買い上げ
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ラストワン
最後の写真を一枚


釣り上げた大物のような写真になりました。



そしてそのまま
着てお帰りになられました。


コーリングバックラッシュには
かなり昔のラストワンがまだあります。




レザーは好きなんだけど、バックラッシュは財布しか持ってなくて。
(GUIDIオイルカーフの二つ折り財布)

試着したことないから、どんなのか試してみたくて。

ジョルジオブラットを何着か持ってるんだけど
全然違うね。

若い頃はライダース欲しくてもお金なかったから
安いやつを買って着てたよ。
今はそこそこ買えるようになってきたけど、
自分が欲しいな着たいなと思ってる服が
似合わなくなってきたとおっしゃっていましたが
定番のイタリアンショルダーシングルライダースは力まず着れて良さそうでした。


先週「革製品の行きつく先は」


ザラインを
ご検討されていたお客様



昨日オーダーをお受けしました。


形はダブルと決まっていたのですが
ダブルにも色々あり、そして革の種類も。
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グイディも候補に挙がりましたが

ご試着いただき
革の感触をご確認

結果
オーソドックスでシンプルなT-005イタリアンカーフで。



あとサイズ

元サイズはXLから調整


そして
着丈が一番のこだわり処でした。
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67.0㎝で決定。


袖丈は少し短く。
(袖の長さと着丈の長さは相関関係にあります)



色はネイビーとブラックでどちらの良さもありましたが


「黒」で。


何よりサンプルのブラック
艶のないマット感がかなりお好みだったようです。

グレイがかって見えますね。


出来上がりイメージの
ポイントを共有、確認しながらのヒアリングでした。
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(カンガルーの裏地もいい感じでした。)



正直、歳からいくと
ザライン、まだ早いかなと思ったんですけど、、。


いえ、革製品に早いってことは無いですよ。
私も30年前の靴
すこぶる良い感じになってまだまだ履いてますし。




では
イメージの行きつく先に出発です。


バックラッシュは着たことがないんだけど
自分のサイズは何になりますか?
身長は180cmで75キロ。
海外の服だと46とか着てる。
M着れますか?

とお電話がありました。

モデルによりけりで好みのサイズ感によっても
選ぶサイズは変わりますが、Mサイズは前も閉まらないサイズだと思います。
LかXLになると思います。

ライダースは1-2着持っていればいいと思っていて
高いハイブランドのライダースも買ったことあるんですけど
高いから高揚感はあるんですけど、気にして着たりして、
そもそもその着方ってライダースかなと思っちゃって。
そのライダースを買った後に、もう1着欲しいと思わなかったんですよね。
いいライダースって最後の1着と思って買っても、また欲しくなるじゃないですか。

バックラッシュのライダースが欲しいですよね。

調べてたら好きなミュージシャンも着てて
その人が着てるから欲しいってのは年齢的にもうないんですけど
自分が欲しいと思うものをそのミュージシャンも着てたら
後押しされているようで嬉しいですよね。

お電話で好みやサイズ感などしっかり聞かせていただき、次回入荷分をご予約されました。













バックラッシュの片山氏と笹森氏が主演のバイクドキュメンター動画。

バイクの話だけでなく、仕事のことなどパーソナルな部分に触れています。
動画ではタンナーや染め工場などのシーンが垣間観れます。

ライダースといえば、革の鎧というイメージがありましたが
バックラッシュのライダースは鎧というより皮膚のような感じがします。

動画で主演の二人が着ているライダースの腕のシワや
バイクで揺れる感じなど、馴染んだライダースの良さを改めて感じました。

バイク好きな方もそうでない方も
革が好きな方もそうでない方も
仕事論、人生論としても観る価値ある動画だと思います。
お時間ございますがぜひご覧くださいませ。

片山氏着用は定番イタリアンショルダーダブルライダース
笹森氏着用はフレンチショルダーセミダブル

















革にはいろんな革があります。

あと使用するにあたり
良い感じに変化したりします。

逆もしかりで
思った感じに変化しなかったことも

硬いまま

色抜けした

艶が出ない等、様々です。


そこで大討論に。


同じ革だから同じ色だから
同じになるとは限らないことも。

革製品のつかみ所のない
不思議なところです。

インターネットでの情報が
より事を複雑にしてるところがあり
他人の芝生が気になります。


お店で色んな着用、使用を見ていると
あれっ?と思ったこともしばしばです。


良い感じに化けてるなあと
感心したのがこのライダースです。
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良い感じですね。



そしてもうひとつは

あるバイカー系ブランドでライダースをオーダーをして
出来上がってきたイメージが違ったことが、、。

これはお互いの行きつく先のイメージ(感性、考え方)の相違なので
なかなか難しい問題です。

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そして
ザ ラインは如何に、、その上でサイズ感をご検討。


今日はその辺りをお客様と 
”腹を割って”ディスカッションできました。
個人の好みに近づけることが可能なオーダーの場合
店側、お客様側、思いつくままいろいろ自由に
対話することはかなり重要なことです。


革製品、レザーにまつわるあれこれ
手に入れたその後の到達点が
未知数だからこそ惹かれるかもしれません。


購入ご検討のお客様いつでもお声がけくださいませ。

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