
バックラッシュ定番の
318-03
ダブルショルダー製品染め財布
(写真はKHAKI)
数あるバックラッシュの財布の中でも
一番バックラッシュらしい(機能より革感を大切にするところ)
財布で発売以来10年以上売れ続けているモデルです。
ダブルショルダーと言うのは牛革の肩になります。

両肩を使いますので
ダブルショルダーと言います。
この財布に使われているのは日本の革です。
(ジャパンダブルショルダー)
元々革の裁断は下の写真のように縦に行われていました。

このショルダーレザーの大きさだと財布は作れても
ベルトやライダースは作れないので
革を縦ではなく横にカットするようにタンナーさんにお願いして
ダブルショルダーの革を手に入れていました。
※ちなみに海外だと元々縦ではなく横でカットするので
ダブルショルダーと言わずショルダーと言い
ショルダー言えばダブルショルダーのことを指します。
このショルダーレザーは首周りの革です。
よく動く部位のため繊維が密で非常に丈夫な部位になります。
トラやシワが多く皮革らしさのある革です。
革には元々の傷や蚊に刺された後などもあります。
また個体によりシワやトラが少ないもの、または多いものがあります。
天然皮革の特性上としてご理解いただければ幸いです。
それでは新品の318-03のKHAKIを2点比べてみます。

トラ少なめです。

こちらは細かいトラやシワが入っています。
使って時間が経ってもトラやシワはなくなりません。
どちらが良い悪いでもありませんので
ご自身の好みで選んでいただくのが最良だと思います。
店頭では在庫全て見ていただき、お好きなものを選んでいただいております。
またネットだと在庫分全ての写真を見たいとメールをいただければ対応しております。
次はお客様がお使いいただいて5〜6年の財布と新品の比較です。

バックラッシュの使うベジタブルタンニンのダブルショルダーは
革のエイジングも素晴らしいです。
右が新品、左がエイジングしてる財布。
トラがくっきり見えます。

新品はそのままだとフタがまだ閉まりません。

使用するとこのようにフタはピタッと閉まります。

手前がエイジングしたもの、奥が新品。
色が深くなり艶が上がっているのがわかるかと思います。

フタの裏はスエード面になります。
わりと毛足が長めでざらっとした(少し硬め)革ですが
こちらも使うと変わっていきます。

こちらは毛足が寝てざらっとした印象はありません。
写真の腕がよくないので見たままを写しきれませんでしたが
実物はこの裏面でも光沢があります。

なんとなく艶があるのが伝わるでしょうか....

フタを開けたところ。
右がエイジング、左が新品。
アンティークの家具のような風合いと色艶でトラがかっこいいです。

自身の成長と共に変化を愉しんでいただける
バックラッシュを代表する財布です。
318-03
ダブルショルダー製品染め
財布
27,500円