ISAMU KATAYAMA BACKLASH Official Only Shop OSAKA

カテゴリ: 愛着

サイズありますか?

今ならあります。

5年前のダウンが小さくなって。

一応、セミロングとレギュラーどちらがいいかなと。

以前のモデルはどのようなものを?

これと同じものです。

え、同じものですか?

そうです。

気に入ってたんですけど
サイズがややキツくなりMからLにしようかと。


これは嬉しいです。
本当にありがとうございます。


ということでセミロングとレギュラー
着比べていただきました。

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レギュラー丈モデル 財布が出ています。 


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セミロング丈 財布が隠れています。


3分ほどでご結論


「レギュラー丈で」


同じ色、同じ形を再び(五年振り)買っていただきました。


同じ道具をずっと使い続ける職人さんのようなロマンを感じました。




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バックラッシュの取り扱いも長いですが
「エバゴス」という日本のレディースブランドの
お取り扱いも長きにわたっています

籐のかごを使ったバッグが特に有名で
ブライドルやキップやカーフ、オイルレザーを使った
財布、ブーツのアイテムも豊富に発表しています。


姉妹店
神戸苦楽園「ムジーク」でのエピソード

いつもコーリングで接客に出てくるような話なので
転用してみました。




2年前にご購入いただいたショルダーレザーのブラウン色の
ブーツ。


買って下さった時、靴の裏をじーっと見ておられたのが
印象的でした。

お買い物にきてくださる度。
『ちょっと減って来てるね』
とブーツの裏の、減り具合を
見せてくださってました。

久々に履かれていたエバゴスのブーツ。
『そろそろでしょ?減ってきてるね』
っと今日も裏のチェック。


『若い時に靴のお修理屋さんってのが
近くにあって、どんな靴でも文句を言いながらも
直してくれたの。典型的な職人さんって感じのおじさんで、
そのおじさんがどんな靴でも1日歩いて
帰ってきたら裏の減りを確認しなさいって教わったの。
そしたら、本体まで減ってしまう前に気づくでしょ
そうやって大切に使うと何十年も靴は履ける。と』

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その上手なお修理屋さんは、もう閉められてないそうです。

『久々に修理の靴を持って行ったら
痩せちゃったおじさんが、

『ちょっとイタリアに行ってくるわー長くなるかもねー』

って言うの、私も若かったから何も考えずに旅行かな?
って思ってたんだけど
違うのね、、、少し復帰されたんだけど、そのまま閉められたの。

本当にかっこ良いよねー

そっから、何十年。
私は1日歩いた後はシューズの裏をみてるの。』


コーリングバックラッシュ公式オンラインストア
http://http://www.madrigalyourline.jp/fs/madrigal/c/isamu_katayama_backlash
新作の予約はこちらからです。 


「茶色のレザーって
歳を重ねた分だけ年季が出るよね
おっさんというかなあ、、
年々渋なるねん
その辺が茶系の魅力やなと思う」

そうですわかります。。

「黒はどこまで行ってもクロやん
でも俺はクロ好きやけどな。
茶色はハタで見ててええなあと、、。」

バックラッシュ レザージャケット

とあるお客様の茶色のライダース。
ハッとさせられるこの色の変化と表情。

年月は4年半。



コーリングバックラッシュ 公式オンラインストア

http://http://www.madrigalyourline.jp/fs/madrigal/c/isamu_katayama_backlash
新作の予約はこちらからです。

レザーが気になる季節がそろそろやってきます。

不得意な夏が過ぎゆき
一番ワクワクする時期ですね。


あれこれと入荷が始まり
次の季節への準備が整い(ダウンはまだですが、、)
シングルダブル襟付きと
ライダースが只今充実しています。


その中で写真を整理していると
否応なく上がる写真に遭遇しました
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THE MAN いつもありがとうございます。
今年も当然冬が来ますね。

今季秋冬コレクションは茶系も充実です。
http://www.madrigalyourline.jp/fs/madrigal/c/isamu_katayama_backlash



レザーファッションの価値そして理由は?

「はい」

形がシンプル

流行に左右されない

長く着れるそして受け継げる

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存在感が否応なし

自分を演出(演出代込み)

アイスクリームを食べてても様になる

アメリカンドリーム道半ば感

セレブ的達成感

一枚で絵になる

着用時の高揚感

好きな人には世界共通コミュニケーションツール

着ることによる自分史

馴染むことによるオンリーワンサイズ

素材が強い (破れないほぼ)
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思いつくまま書いてみました

日頃ご愛顧の皆様
他にこれぞの理由があれば メールくださいませ。

夏気配ですね。
レザーウェアになかなか手が伸びなくなるこの時期
思い出話を交えながら
革を買うときにおこるよくある話を。

「革を買うって難しいですよね
その時買わないとそれは二度と手に入らない」
この言葉はベテランのお客様からよく出る言葉です。

昔々
ビッグなレザーデザイナーが
「革はその場で、その物ズバリを(直感で)買うのが一番ですよ
たとえ大きな傷がついてても」

そうですか、、  そうですね
まさにそう思うんですけども
あれやこれや複雑(サイズやら形やら)
いろいろな適性がありまして、、、。
その上で素材感を生かしながらの加工を交えた
ベジタブルタンニンレザー製品を買うのは難しい です。

まず形
どの形がいいのか?
長く着たいと思えばやっぱり定番になるのか
一着目は定番の形で、じゃあその次は?
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そしてサイズ
自分にぴったりのサイズとは?
丈が長いような気もするし
空気が入って浮いてるような感じも嫌だし
でも最近の流行は大き目になってると聞くし
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そして色
黒は絶対安心だけど
ほかの色は果たして自分が着こなせるのか、それも長年
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買い物フラッシュバック現象
今まさに買おうとしているブツの前で
ちらりとよぎる「前に着たアレのほうがなんか良かったな、、、。」
初恋の恋人は今どこに?
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写真は引用 

ズバッと来たのはどのポイントか
サイズ、色、感触、勢い、自分の見た目、変化、違う土地での出会い、、、。

しかし 買いの苦しみは今日も尽きない 
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全体になんとなく良くても決め手に欠けば買わない 
マイナスだらけでも、これや!と決め手になるものがあれば買う
その確信がいい買い物になる確率大です。
ご自身で「ここが気に入った!」があればよき相棒となります
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最優先は自身の感覚

あと探しているご自身の嗜好やポイントを深ーく理解してる店員は
ソレを探せるお手伝いが出来るかもしれません。


最後にもう一回 
レザーデザイナーの大昔の言葉

「傷が付いたのって敬遠されがちでしょ
だから店にずっとあってみんな触ってるからいい味が出てる」

日に日に変化していく素材に乾杯。

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