ISAMU KATAYAMA BACKLASH Official Only Shop OSAKA

カテゴリ: 素材感

「来ました」


昨日到着


今期の目玉コレクション 
今日電車の中でどんな表現をしたら伝わるだろうか?と、、。

色々頭に巡らしてるところ

昨日昼に食べた1000円の寿司定食に入ってた
”アワビ”を思い出しました。
それも薄ーくスライスされたアワビ

かたくもなく柔らかでもない程よい弾力と
イカみたいにツルツルピカピカでも無い
そんなこと考えながら店に到着

では写真を
DSC_2291
程よい光沢 程よい歯ごたえ ではなくコシ。
革自体がナチュラルにうねっています。

本物革、素材好きな人には見てもらいたいその素顔

そして世間的にはちょっとレアな形の「セミダブル」

近年、巷のレザーブームと差をつけるランクの
大人らしさと男らしさの両方を持ったライダースです。
DSC_2290
本物の素材と本物の職人技が醸し出すグレード感
落ち着き払っています。

バッグの購入依頼がありました。

本日
二つ目のバッグの接客

「トラがたくさん入っているほうで」

トラは使われる革の面の大きさで印象が変わる

DSC_2071


大きい面に入っていれば目立つけど
DSC_2073


しかし
小さな部分
DSC_2072
パーツで切り取られると
そんなに目立たない


なかなかむつかしい判断です。

経年変化したバックラッシュのライダースを見に来られたお客様。
イサムカタヤマバックラッシュ 経年変化 ライダース
ヴィンテージレザーのネイビー。
「これこんなに黒っぽくなるんですね」

お客様は2ヶ月ほど前に、ヴィンテージレザーのネイビーを買われました。

「僕のはほとんど着ていないので、そんなに変わっていないです。」
イサムカタヤマバックラッシュ 経年変化 ライダース
「革もすごく柔らかくなってますね。
アームのシワもいい入り方してますよね。
こんなにかっこよくなるなら、これからが楽しみです。」

4月27日(土)〜5月5日(日)
尚、5月1日(水)〜5月3日(金)は休日になります。
・カンガルーダウンジャケット全色見れて、Sサイズ〜XXLサイズまで着比べ。
・バックラッシュスタッフ私物を店頭に展示しております。

通常営業もしております。

年代物の香りがする
お金持ちの匂いがする
お前 服好きの匂いするなぁ
バタ臭い(外人ぽい)

「匂い」で服のルーツや魅力、似合うものを探がす人がいます
自分が良しと感じる感覚を信じて、匂いを頼りに服を見て感じて選ぶ。
実際は見て選んでるんだけど、嗅ぎ分けて選んでるような感じもする
「ピンときた この店なんか匂うな」 と言ったりもしますね。

「古着っぽく作ってるけど、匂いしないよね」
「日本製の洋服ってあんまり匂いがしない 洋服って
もともとにヨーロッパやアメリカのものだから」
この表現は服屋さんでよく耳にするトークで、実際の匂いではなく
形はよくできてるけど、雰囲気(味、風合い)が出てないという意味です。

その人の「これは違う、これはそうだ」と嗅ぎ分けられる
特有のフィットする匂いや感覚はどこから来てるのか?
どこかで見た服や服以外のモノや写真、カッコいい人との出会い
数々の成功と失敗、気分の転換 加齢
旅に出たとき、土地の人にインスパイアされた着こなしや色合わせ
知らず知らずに養われて自分ぽさを確立されていったのでしょう。

服や服飾品を延々と買い続けて50年以上
そんな方が先ほど来店されたので、いろいろと質問してみました。
その一部を

インターネットで服を買いますか?

「買いません」  

なぜでしょう?

服の良し悪しは写真だけでは分かりません
解るのはぜいぜい30パーセントくらいと違いますか?
長いか短いかくらい、丈くらいはわかりますけどね
自分に合う合わんかは
実際、五感で感じて着てみないと。
素材の風合いや質感はもちろん身頃の絞り具合とか
肩線の位置とか袖は長めなほうが雰囲気が出でてとか
全体でとらえないと意味ない。

よりこの服の言わんとしてることを強く感じとるには
サイズも最低でも2サイズ気比べないと、、。
せっかく高いお金出すからには
その服が持つ匂いやインパクトが薄められるともったいない。
雰囲気は服のだいご味やから。その辺理解して着たいね。
DSC_1963
この服(casey caseyです)
シャツっぽく着るならSやけどカバーオールとして着るならMやね
でも、これシャツって書いてへんのなら
デザイナーの意図的にはカバーオールっぽく着せようと思ってデザインしたかも
袖のデザインががそんな感じやもんね。どう言ったらええかな
これぶどう畑の香りがするね。
フランスの田舎のぶどう畑の作業着の雰囲気ちょっとするなあ。
と、こんな感じで服が好きな方とのトークセッションは
一つの商品について小一時間あれやこれやで過ぎていきました。
服の探し方もいろいろですね。

多くの機能性や効率を求めみんな同じピッタリ数値の世界から
ある意味無駄なデザインを施し、正解の数値がないアートな世界へ
手の込んだデザイナーズブランドはそこが魅力であるとも言えます。


ゴールデンウィークにはいろんな匂いムンムンの「Isamu katayama backlash Used」
長年かけて作られたアート作品のような私物が並びます お楽しみに。

同じ素材でも
なんか違いますね?。

二つの生地が違うように見えるのは
フィニッシュの違いです。

フ フィニッシュ??

そうです。
毛羽立ちさせてるか寝かせてるか。
特にデニムはフィニッシュの技術が進んでます。

革でもありますか?
そうですね アタリや加工のひと手間
洗いをかけるかけないもフィニッシュ違いということになります。

ISAMU KATAYAMA BACKLASH

なるほど。
味だしも、しわの加減も
仕上げを担当する職人のセンスが光ります。


一例をあげると
服に曖昧な雰囲気を出すのはイタリア人が巧い
これ何色?って感じの色味とかもそうですね。
こなれてるのが好きなんです あの人たちは。
やわらかさというか。
あまり機械的均一さを求めません。

終わりよければすべてよし。
深い味になればそれは当たり。
あれ?感じが前と違うじゃんはままあること ”ケセラセラ”。


そのあとは

ISAMU KATAYAMA BACKLASH
マイカスタムや


ISAMU KATAYAMA BACKLASH
マイスタンダード


そして最後は年月をかけ
”マイフィニッシュ”してくのが最高かもしれません。

ISAMU KATAYAMA BACKLASH
究極のマイフィニッシュ、、恐れ入ります。

レザーはどう変化していくかが終わりなき未知の世界、そこが魅力です。



コーリングバックラッシュ 公式オンラインストア
http://http://www.madrigalyourline.jp/fs/madrigal/c/isamu_katayama_backlash
新作の予約はこちらからです。



「コーデュロイ」
綿でありながらモッサリとした防寒性のある生地

モードっぽいつるりとしたシャープ感ある生地の対極ですね。
この生地の良さはカントリー(田舎)感にあります。
コーデュロイは元々、労働者の服地でした。

このジャケットはそんな雰囲気をレザーやペイズリーのトッポさを巧みに取り入れ
田舎の寒い冬に襟を立てて山道を歩く、、(いや都会のビルの隙間も歩く)
DSC_1763
そんな感じでデザインされました。

http://www.madrigalyourline.jp/fs/madrigal/backlash_1797-03-DKH
ボタン止めだけでなくその上ファスナー仕立てで
いい感じに中にも着込めそうです。

DSC_1764
背中のデザイン
寒い中、猫背気味に肩をすくめ歩く
バックラッシュならではのミックス感。

コーデュロイはすぐにあちこちアタリが出て
傷んだ感じになりますが
それも着古したゆえの雰囲気作りに一役買うでしょう。

冬の風物素材コーデュロイ、お勧めです。


コーリングバックラッシュ 公式オンラインストア
http://http://www.madrigalyourline.jp/fs/madrigal/c/isamu_katayama_backlash
新作の予約はこちらからです。

↑このページのトップヘ