ISAMU KATAYAMA BACKLASH Official Only Shop OSAKA

カテゴリ: マッシブ


「無性に着たくなるんですよね」


「家でも着ます」


「パソコンしながらでも」


「ベランダでビール飲みながら」


「着ると何かを感じるんですよ」


「軍服のような感じかも」


「人間のルーツに関係してる」


「ファッションじゃない」


「リアルを感じたいとき」


「たまに存在感を鑑賞しています」
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出来るだけ生(ナマ)の状態でお届けしている
バックラッシュのレザー製品
そのダイレクト感がやっぱりバックラッシュと言わしめる
所以なのかもしれません


2020春夏予約はまだ大丈夫です。
コーリングバックラッシュでは
引き続き
ご検討のお手伝い、受け付けております。





バッグの購入依頼がありました。

本日
二つ目のバッグの接客

「トラがたくさん入っているほうで」

トラは使われる革の面の大きさで印象が変わる

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大きい面に入っていれば目立つけど
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しかし
小さな部分
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パーツで切り取られると
そんなに目立たない


なかなかむつかしい判断です。

フレンチショルダーのお問合せがありました。
ありがとうございます。

気になる新作

「フレンチショルダー」

新しいパターンでフィット感も変えています。


色味もイタリアンとはなんとなく違い
古い鉄板のような鈍く乾いた感じの黒です。
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初めて見たときからこんな印象を持ちました。

何もかも新しい
「フレンチショルダー」そろそろ入荷が始まります。



コーリングバックラッシュ公式オンラインストア
http://http://www.madrigalyourline.jp/fs/madrigal/c/isamu_katayama_backlash
新作の予約はこちらからです。 

ロングセラーアイテム
「イタリアンダブルショルダーライダース」
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よくこの革についての質問を受けます。

「お手入れは?」

「基本的にお手入れは必要ありません。
頻繁に着て頂くのが最高のお手入れです」

意外な答えに戸惑われますが
これがまさにイタリアンダブルショルダーの特徴をよく表しています。
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その特徴

分厚い成牛の肩(ショルダー)の部分をふんだんに使い
首から肩はよく動かす部分であるため、密度が高くコシが非常に強いです。
その上ベジタブルタンニン鞣しの革は元来硬めに仕上がるので
オイルを多量にしみこませていもバキバキの状態です。
そのあと洗いをすることにより
なんとか着れる程度の”あの”状態です。

化粧っけ無しの天然の革ならではの革は
ここから使い着込み、日々なでることで
透明感のある光沢は更に艶を増し
徐々に馴染んで自分だけのものに変化していきます。
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(写真は新品)

そしてたっぷり中にしみ込んだそのオイルが
お手入を必要としないのです。
オイルは体温や摩擦で栄養が回るような効果を発揮します。
逆に放置するとオイルがかたまり硬くなります。

基本的にクリームを塗る必要はなく着るだけです。
乾いた柔らかい布や古新聞で力を入れずに
乾拭きのみを行ってください。

革が長年の使用で乾燥してきたらこの辺でやっとクリームを。
少量布に取り、良く馴染ませて伸ばしてください。
大量に塗るとオイル染みになったりもします。
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着れば着るほどいいイタリアンダブルショルダーの革
着て触る回数を増やすと工芸品のような
ニュアンスになっていきます。

接客でよくご説明することの革のおさらいでした。
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コーリングバックラッシュ公式オンラインストア
http://http://www.madrigalyourline.jp/fs/madrigal/c/isamu_katayama_backlash
新作や秋冬の予約はこちらからです。 

イサムカタヤマバックラッシュ 経年変化 ライダース
人気定番のイタリアンショルダー製品染めシングルライダース(1254-01)

写真の2着はバックラッシュスタッフ私物。
イサムカタヤマバックラッシュ 経年変化 ライダース

イサムカタヤマバックラッシュ 経年変化 ライダース


イサムカタヤマバックラッシュ 経年変化 ライダース

比べると、革の擦り切れ方や色の出方(抜け方)が違っています。

袖口が擦り切れている方ですが、こっちの方が着用頻度が高いのかなと思います。
袖口は、ポケットに手を入れたり、何かしら何かに当たるところで
その分革も痛みます。

こういうところには、手でクリームを揉み込んであげると
革が潤いひび割れしにくくなります。
(冬の手にハンドクリームを塗るとカサカサが治るのと同じ)


スタッフの私物を見ながら

艶が出なくて、、、。

このようなご意見をいただきます
レザーという素材の気まぐれさにどうしたものかと。

今回、私物を見て思ったのが
毎日着ること触ることはレザーに良いということです。

そんなに着れないという方は
出来れば少しでもブラッシングをかけてみてください
摩擦が意外と大事かもしれません。

毎日触り、後ろポケットに入れている財布は
艶の上がり方が段違いに違います。

バックラッシュのスタッフは毎日着てるので
このような上がりになってます。
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特にしわの山に注目

どんどん乱反射してアタリの部分はピカピカです。

やはり摩擦が大事ということでしょうか。
ぜひこまめにブラッシングを。



今日はダウンの予約が入りました。

コーリングバックラッシュ 公式オンラインストア 予約ページ
http://www.madrigalyourline.jp/fs/madrigal/c/backlash_2019aw_order


ヨージヤマモトがお好きな方がご来店
「最近このブランドを知りました」
服の感じよりは財布と靴に惹かれました。

おすすめは?

やはり革の表情がそのまま出てる
ダブルショルダーシリーズでしょうか。

財布はこれです。

使うほど艶が上がってピカピカになります
人呼んで「みにくいアヒルの子」財布です。

何十年も語り続けてるこの接客時のフレーズ
印象的なエピソードを持つアイテム
(エルメスでいえば「バーキン」のようなもの、、。)

その昔、この財布を使い終えた方がそれを店に寄付してくれました
今日も新しいお客様に紹介しています。
「えーこんなんになるの?」
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見事な経年変化 
これが欲しいと言われることもあります。

いよいよGWにそのようなエピソードを持つ
着倒した私物が店に並びます。非売品ですのであしからず。

コーリングバックラッシュ 公式オンラインストア 予約ページ
http://www.madrigalyourline.jp/fs/madrigal/c/backlash_2019aw_order



年代物の香りがする
お金持ちの匂いがする
お前 服好きの匂いするなぁ
バタ臭い(外人ぽい)

「匂い」で服のルーツや魅力、似合うものを探がす人がいます
自分が良しと感じる感覚を信じて、匂いを頼りに服を見て感じて選ぶ。
実際は見て選んでるんだけど、嗅ぎ分けて選んでるような感じもする
「ピンときた この店なんか匂うな」 と言ったりもしますね。

「古着っぽく作ってるけど、匂いしないよね」
「日本製の洋服ってあんまり匂いがしない 洋服って
もともとにヨーロッパやアメリカのものだから」
この表現は服屋さんでよく耳にするトークで、実際の匂いではなく
形はよくできてるけど、雰囲気(味、風合い)が出てないという意味です。

その人の「これは違う、これはそうだ」と嗅ぎ分けられる
特有のフィットする匂いや感覚はどこから来てるのか?
どこかで見た服や服以外のモノや写真、カッコいい人との出会い
数々の成功と失敗、気分の転換 加齢
旅に出たとき、土地の人にインスパイアされた着こなしや色合わせ
知らず知らずに養われて自分ぽさを確立されていったのでしょう。

服や服飾品を延々と買い続けて50年以上
そんな方が先ほど来店されたので、いろいろと質問してみました。
その一部を

インターネットで服を買いますか?

「買いません」  

なぜでしょう?

服の良し悪しは写真だけでは分かりません
解るのはぜいぜい30パーセントくらいと違いますか?
長いか短いかくらい、丈くらいはわかりますけどね
自分に合う合わんかは
実際、五感で感じて着てみないと。
素材の風合いや質感はもちろん身頃の絞り具合とか
肩線の位置とか袖は長めなほうが雰囲気が出でてとか
全体でとらえないと意味ない。

よりこの服の言わんとしてることを強く感じとるには
サイズも最低でも2サイズ気比べないと、、。
せっかく高いお金出すからには
その服が持つ匂いやインパクトが薄められるともったいない。
雰囲気は服のだいご味やから。その辺理解して着たいね。
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この服(casey caseyです)
シャツっぽく着るならSやけどカバーオールとして着るならMやね
でも、これシャツって書いてへんのなら
デザイナーの意図的にはカバーオールっぽく着せようと思ってデザインしたかも
袖のデザインががそんな感じやもんね。どう言ったらええかな
これぶどう畑の香りがするね。
フランスの田舎のぶどう畑の作業着の雰囲気ちょっとするなあ。
と、こんな感じで服が好きな方とのトークセッションは
一つの商品について小一時間あれやこれやで過ぎていきました。
服の探し方もいろいろですね。

多くの機能性や効率を求めみんな同じピッタリ数値の世界から
ある意味無駄なデザインを施し、正解の数値がないアートな世界へ
手の込んだデザイナーズブランドはそこが魅力であるとも言えます。


ゴールデンウィークにはいろんな匂いムンムンの「Isamu katayama backlash Used」
長年かけて作られたアート作品のような私物が並びます お楽しみに。

服屋さんで よくある光景
服に惚れ、そして自惚れてしまう、、。
それは幸せなひと時です。

服が起爆剤となり、服と恋に落ちる
そんな発見をするきっかけになるのは
やっぱり未知と遭遇する場所(店頭で実際に見る)
店までの道のりやドア、床、壁、天井から発せられる雰囲気そして人
新たな自分を客観視し、そこから生まれてくるインスピレーション
お店もお客様もお互いに気づかなかった新たな魅力をダイレクトに確認しあえる場所
それはお店 お店での体験、体感、確認。

遠くにお住まいの方へ
電話やメールで毎日バックラッシュへの質問が寄せられます。
イサムカタヤマバックラッシュを専門的に取り扱って20年の経験値で
出来る限りのニュアンス、質感、サイズ感はお答えいたします
気になられることがあれば質問をお送りください。

一番通販で買うのが難しいとされるレザーアイテム
その大事なニュアンスや質感(マッシヴ)に関する記事も
どこかにまとめていこうと思っています。


これからもコーリングバックラッシュをよろしくお願いいたします。
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次回新たに加わるプレミアムレザーです。


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