とご来店のお客さま。
ご希望のサイズの商品は現在在庫がなく入荷待ちの状態です。
着丈と袖丈は短めが好みで今持ってるライダースがちょっと長いんですよね。
だから短めでオーダー出来るならしたいです。と。
着丈、袖丈を決めるためにご希望の商品は在庫がないので
代わりにイタショルを着ていただいて、長さを決めました。
革にはいろんな革があります。
あと使用するにあたり
良い感じに変化したりします。
逆もしかりで
思った感じに変化しなかったことも
硬いまま
色抜けした
艶が出ない等、様々です。
そこで大討論に。
同じ革だから同じ色だから
同じになるとは限らないことも。
革製品のつかみ所のない
不思議なところです。
インターネットでの情報が
より事を複雑にしてるところがあり
他人の芝生が気になります。
お店で色んな着用、使用を見ていると
あれっ?と思ったこともしばしばです。
良い感じに化けてるなあと
感心したのがこのライダースです。
良い感じですね。
そしてもうひとつは
あるバイカー系ブランドでライダースをオーダーをして
出来上がってきたイメージが違ったことが、、。
これはお互いの行きつく先のイメージ(感性、考え方)の相違なので
なかなか難しい問題です。
そして
ザ ラインは如何に、、その上でサイズ感をご検討。
今日はその辺りをお客様と
”腹を割って”ディスカッションできました。
個人の好みに近づけることが可能なオーダーの場合
店側、お客様側、思いつくままいろいろ自由に
対話することはかなり重要なことです。
革製品、レザーにまつわるあれこれ
手に入れたその後の到達点が
未知数だからこそ惹かれるかもしれません。
購入ご検討のお客様いつでもお声がけくださいませ。
コーリングバックラッシュは今年で15年。
店舗での接客時に一番多く、根深いテーマ
「適正なサイズ感とは?サイズの違和感はどこから来るのか?」
イサムカタヤマバックラッシュに代表される
高価なレザーアイテム(靴も含む)のサイズ選びは
特に慎重になってしまいます。
カットソーや最近の流行りの傾向であるゆったりな
オーバーシルエット(ヨージヤマモト等)であれば
大は小を兼ねたりしますが(昨日は2サイズ上を着てる人がいました)
レザーものは大きくても小さくてもなぜか気になります。
オーダースーツが近年需要が増えているのも
ご自身の正解サイズや見た目のこだわりから来てるかもしれません。
昔、オーダースーツ屋さんでいわれた言葉
「肩こりある?」
は?肩こり??ないです。。。
「肩こりがある人って肩が傾いてたりするから」
なかなか既製服ではとことんぴったりは向こうからやってきません。
いつもお世話になってるオーダーシャツやさんのオーナーは
「人間の体は(卵のように)丸いんや。」だから(沿わすのは)難しいし奥深い。
ぴったりを買ってからも違和感が生じたりします。
「最近、着る回数、履く回数がねえ、、。」しんどい、当たると感じると自然と回数も減る。
レザー(靴含む)着ててどこかが痛いなあ当たるなあと感じるなら
昔そこに何か(けがや部分的に鍛えた)があったかも。
手の長さも大抵、余裕で左右不均一です。
中古品のリスクもこれが原因です。前のオーナーの体型が出てしまってる場合あり。
昔に中古で靴を買ったのですが左右の幅が違いました。。
あとまっすぐに姿勢よく直立不動で着ればなんとか良いのですが
大抵は何かの動作により服は当然、干渉します。
昨日のお客様は肩回りが鍛えてらして厚みがあり
前で腕を組むと超ツッパりますと。
肩の傾斜や幅のある人は肩まわりを慎重に
胴が長い人なら着丈があるものを
おなかが出ていればウエストのベルトの位置や
ジャケットのボタン位置を上下(高さ)変えるだけでも
見た目と着心地が変わります。
足の幅も同様で圧迫や局地的な当たりに気を付けて
骨に直接響かないように気を付けましょう。
あと取り巻く環境(巷の流行)が変化すれば必ず影響をうけます。
その時の時流に沿った見た目や非現実的な店内の鏡の前だけでなく
長く着ること、体型が変化することも考慮しましょう。
されとて合ってない大きい人が小さめのサイズでも
個性的にカッコよく着てる人はいますし
良い生地を小さい人が大き目でゆったり着ることで
雰囲気を醸し出してる人もいます。
昔は合ってないと思い込んでたことも
時間が経つとあれ?いいじゃんてこともよくあります。
とことん選ぶ時間をかけてすべてにおいてベストを優先するのか
そこそこベターであれば着て(た)楽しむ(んだ)時間を含めて
オッケーとするのかも決め手のカギです。
つらつらと書きましたが
コーリングバックラッシュのメモ書き程度のことなので、ご参考になれば幸いです。
只今イタショルのライダースが入荷しています。
実店舗で着比べのチャンスです。
あと 次回予約時にマイサイズのご相談も受付中です。
コーリングバックラッシュ公式オンラインストア
http://http://www.madrigalyourline.jp/fs/madrigal/c/isamu_katayama_backlash
新作の予約はこちらからです。
2018 秋冬 受注会が終わりました。
様々なオーダーがとても新鮮でした。
しばらくの間、お待ちくださいませ。
皆様のお届けまでの楽しみ方をご紹介します。
とあるお客様の楽しみ方は
まず「今年はどれを着よう?」
というテーマがあり
色々とディスカッション、イメージのキャッチボール
オーダーしたものが完成するまでの月日
「じゃあ半年後」
待つ時間を楽しむ
「つまり出来上がるまでが楽しいし、仕事も頑張れる」と
明日を重ねていくということはオーダーした商品に近づきます。
「明日」は受注会の終わりからスタートし
期待の重さがバックラッシュのオーダー品にはあって
やってくる「期間」もお楽しみにしていただけてるようです。